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2008年4月10日木曜日

CITY PLACE という新しいOCの暮らし方



2008年の春から夏にかけて、サンタアナに新しいオレンジカウンティ(以下OC)の暮らしを提案するエリアが出現する。

OCといえば、従来はファミリーを育てるところという健康的なイメージがあるが、OCに住んでみたいという需要は国内からも国外からも年々強まるばかりで、結果土地代は上がるばかりという予想を見通して2006年にはOC初のツイン高層コンド
Marquee Park Place Condominiums が出現し、話題を呼んだ。

その後、3000 The Plaza Condos やこのブログでも詳しく取り上げているSkyline towerも今年中に完成予定だ。








そしてこのCity Placeの登場は、少なくとも私の中では確実に【OCの暮らし】は変化すると予感させた。
何がいいと思わせるのか?私なりの解説をしてみると、

1.ロケーション




5番フリーウエイのメイン通りMain streetを降りたら、北上して車で2分。そこのランドマークである、サンタアナモールSanta Ana Mallはメイン通りを隔てた向こう側。歩いてモールに買い物に行ける。その他Discovery Science Center, Disney land, Angeles stadium などの主要施設が車で10分以内LAダウンタウンに行くにもフリーウエイで約40分、LAXにもほぼ同時間で行くことができる。


2.建物を取り囲んで造られたおしゃれなレストランやスーパー




上の店舗以外にも、メインスーパーはナチュラルフードスーパーで有名なMother's Market, Coffee beans & Tea Leaf , 銀行はBank of Westなどの店舗がオープンする。それらの店舗が同敷地内にある。



3.何といってもスティーブン・アーリックの設計


スティーブン・アーリックSteven EhrlichはMulticultural Modernismというデザインを世の中に認識させたデザイナーだ。ヨーロッパー、アジア、アフリカ各国の伝統的な建築とモダンインダストリアルを見事に融合させたデザイナーとして知られている。その作品は各公共施設,学校(L.A. Unified middle school、Orange Coast College,San Bernardino Clollage, Encino-Tarzana library etc.) 劇場(Kirk Douglas theatre,UCLA Kinross hall etc.) 倉庫、研究所、アパート(Beach loft-Venice,Ca. etc.) 、住居など幅広い。新築の住宅は全国的に名の知られた大手デベロッパーが開発、販売するパターンが多いが、このスティーブン・アーリックデザインのCity placeの存在は、どの会社の新築建物を見ても同じような味付けの印象が残る中でユニークさと、おしゃれ度では群を抜いた存在だ。
www.s-ehrlich.com


4.Live and Workが実現できる新しい生活の提案


アジアから来た人はLive and Workという街設計(というか条例がないので自然とそうなった形だが)が馴染みがある。私も小学校の頃の毎日2,3回は顔を出していた駄菓子屋さん、洗濯屋さん、豆腐屋さん、自転車屋さんなどは皆Live and workスタイルのライフスタイルであった。そのライフスタイルがなんとカリフォルニアまで押し寄せてきたのである。しかし、カリフォルニアに来るとそれが時代の最先端を行くLoftという形で実現する。

         アールをとりいれた壁面の並び
         



            1階部分が店舗で、2,3階部分に住む





           開店したばかりのブテック